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wind-troupe/風組’s blog

斬新な形で宝塚にハマり、普通とはなんだか違う角度から宝塚を楽しむ竜宮子のブログ★小学校・野球、中学・バスケ、高校・ソフトボール、社会人・バレー/ボード/空手。車・バイクも好き。という、宝塚の「た」の字もない人生からの劇的な出会い★日々宝塚♪時々ただのアホアホ日記♪

銀二貫に学ぶ

生まれてくる時代を間違えた。
宮子です。

私にとって平成の世は、なんて言ったらいいか…ぬるいんです。
とても平和で生きやすいし毎日ハッピー!明日の食べ物に困ることなどなく、もちろん命の保証もある。仕事も趣味もできて最高なんですけどね~、なんかピリッとしない。もう少し危機感があってもいいのでは?と思ってしまうのです。
一生懸命。
その言葉の通りに命を懸けて生きていきたい。

とか言ってカッコ付けちゃって~、縄文時代にタイムスリップしたら「もう土器作るの飽きた~」とか、戦国時代にタイムスリップしたら武士を目の前に腰抜かしたり、江戸時代にタイムスリップしても「焼肉食べたいー!」とか「宝塚見たいー!」とか言っちゃうんだな私。笑

結局は現代に生まれ育ってしまったので、他の時代には対応できないんですけどね、でもなぜか平成以外に憧れがあるのです。

だから好きなのが映画ラストサムライ
いつ何時起きるかわからない戦。そして村が敵に襲われるかもしれない。男衆は日々お稽古をし、女達はそれを支える。
男衆が言うことは絶対。だから旦那を殺されたタカ(小雪さん)は、仇であるネイサン(トム・クルーズ)の面倒を見たのである。屈辱だったに違いない。

そんなラストサムライを表す言葉は、誇り・忠誠・伝統・尊敬・信念・信頼。
これは、今の日本人が忘れかけていることではないでしょうか。若者に至っては、忘れる以前に知らないかもしれません。忠誠?尊敬?なにそれ~(^o^)?みたいな。

時代の流れで消えつつある言葉達。私自身も忘れていましたが、この度スカステで銀二貫を見て思い出せました。
その感想をほんの少~しばかり記します。

父の最後の言葉を忘れずに生きる鶴之助。武士としての誇りはそのままに、商人になっても名前が変わってもそれを守って生きる鶴之助。父への尊敬があるからこその忠誠

伝統的な寒天作り。良い物を作るために手を抜かない。寒さにも耐える。
そして良い寒天だけを仕入れて売る。それこそが、お客様が喜んでくれることだろうという信念。そこから生まれる信頼

そしてもう2つ、現代人が忘れかけていること。それは「絆」「思いやり」
この2つはラストサムライではあまり感じませんでしたが、銀二貫ではバンバン来ました!

丁稚仲間、寒天作りの仲間、みつるさんとじゅんこさん、真帆。
相手を受け入れた上で心にそっと近づき探り、そうして自然と流れた涙。相手を守るためについた嘘。相手を思いやるからこその願い。

それから、雪組の合言葉になっている絆!絆!終演後の挨拶でやってましたね(^o^)

今の時代はコミュニケーションの方法が多岐に渡り存在し、それは凄く便利なことではありますが、その分絆が弱い気もします。
⬆似たことをにわさん(だったかな?)が挨拶で仰っておりました。

ラインの返事が遅いから好かれてない、私はすぐ返すのに何で返してくれないの、返す時間くらいあるでしょ、等々、私自身も若かりし頃はそう思っていたこともありました。
でも今は違うと断言できます。返事が来ないのも何か理由がある。本当に返す時間がないほど忙しかったり、あとできちんとした返事をしようと思って忘れていたり。本当に好かれてなかったり。笑
好かれてなければムリに好かれようとせず放置。ご縁があれば必ず再会できるはず。執着すれば余計に離れてしまう。

返信速度で相手との距離を測っていた時は心が疲れました。
今は返事がなくても平気。読んでさえいてくれれば私の意思は伝わってるから。大事な事は催促しますけどね!「そろそろ返事よこせっ!」って。笑

そして、絆というものは目に見えないからこそ儚くもあり強くもあるものだと思います。信じきれないと弱くなったり、もともと強ければ放置しても切れないし。ただ、どうやって強くするかはわからない。お互いを思いやって信じる日々の積み重ねで、気がついたら強くなっているものでしょうか(^-^)

そんなことを思い出させ、考えさせてくれた素敵な公演・銀二貫でした。

もし私が学校の先生だったら、星逢一夜と共に生徒に見せたい公演だな~♪


おわり